新井孝子物語②

こんな私がなぜトレーナーに??

エクササイズトレーナーというと、一様に運動神経抜群の体育大好きだったでしょう、というイメージを持たれます。
しかし私は真逆です。

体育苦手
球技はからっきしだめ
エクササイズはめんどくさい。。

そんな私がなぜにトレーナーに??
そんなお話をしたいと思います。

前回のお話↓

新井孝子物語②

ボディーワークへの目覚め

時は変わり・・・・
超高齢社会に入り介護問題が顕著になりホームヘルパーという資格が生まれた頃のことです。

ちょっと話はそれますが。
超高齢社会に入り介護問題が顕著になりホームヘルパーという資格が生まれた頃のことです。

結婚し、主人も私も両親健在であったため、いずれは介護が必要になる時があるだろうなあ、とヘルパー資格を取り高齢者の体と介護について学びました。
その時驚いたことがあります。
介護における介護者と介助者の体位変換技術について実技研修をした時、
あれ〜〜?
私この技術ほとんど全部知ってる!!

踊る時の重心移動、身体の効率の良い楽な回転の仕方、そして、ペアで踊る時の呼吸そのものでした。
子供の頃からバレエやダンスで関節に無理のない動きの基礎、単関節ではなく全身のつながり方、身体のケアの仕方などなど気付かぬうちに豊富な知識の蓄積があったことに気づきちょっと驚いたのです。
この知識の蓄積は役に立つのでは??
その時からケアを必要とする方達への運動について
興味を持ちさまざまなボディワークや運動について勉強を始めました。

そして現在に至る・・・

二人の子育てしながらも続けてきたダンス(趣味としてなのでたいしたレベルではないです)を通じて
身体についての勉強を続けていたところをある方からその知識でもっと世界を広げてみない?とお声かけいただいたのが30代前半。
そこからトレーナーという仕事に至っています。

ママと子供が一緒に楽しめる簡単ダンス教室から病院併設のトレーニングルーム、高齢者施設の運動指導まで幅広く色々なタイプのクラスを担当し現在に至っています。

運動と加齢について学べば学ぶほど、健やかな年齢を重ねるためには運動が好きだろうが嫌いだろうが
身体を維持するための身体活動の底上げが必要です。

体育苦手、運動嫌いの私がこうしてこの仕事を楽しいと感じ、前向きに仕事に向き合えるのは、運動神経抜群でバッチグーな体格のトレーナーと違い参加者さんと近い感覚を常に持っているからなのかもしれません。

参加者の皆さんが運動を通じて笑顔が増え身体が変わっていくというポジティブなパワー・姿が、私をトレーナーに育ててくれたと確信しています。

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