骨!守るっ!

還暦まで1年 真摯に心身と向き合うシリーズ③

骨密度の低下に驚きショックを受けた私!
なぜなら今まではちょっとした骨自慢女だったから!
骨密度は常に高値を維持し20代と遜色ない数値だったからです。
それが急激な骨密度低下
更年期の女性ホルモン変化以外の要因
がないのか?

自分の状態を知ることから!!
健康診断で行う骨密度の検査はあくまでも簡易のスクリーニング。
つまりは低下の疑いがある人を見つけるためにざっくりとフルイに掛ける精度の低い超音波測定です
整形外科でDEXA法という精密な機器での再測定を行いました。
簡易検査では
70歳女性の骨密度の平均?は?という結果でしたが、
DEXA法で腰椎と大腿骨頸部と大腿骨全体を測定したところ
・大腿骨頸部が若年成人平均の91%
・腰椎1〜4が若年成人平均の83%
これは私の年齢のほぼ平均値。
ホッ!!・・・??
いや、ここでホッとしていけない!!

腰椎は20代の80%まで落ちている💦
元の骨密度高値女からこの数年で急激に落ちたことの変わりはない。
骨への衝撃の極端に少ない生活をしていたならわかるが、
・コロナで通勤が減ったとはいえ定期的な運動はずっと継続していた
・地下から3階までの自宅。階段の衝撃は充分なはず。。

女性ホルモンの変化×ストレス×栄養状態
掛け算?3乗は恐るべし💦

一般的な骨密度を上げる方法は詳細書かずとも知りたい方は医療系のサイトや厚労省などへ。
多くの情報をゲットできます。
どこもほぼ同じ。
基本をざっくりとご紹介
・骨のための食事栄養(体は食べたものでできている)
紫外線にあたる(手のひらを太陽に〜♪かざしてビタミンD作ろ〜う)
ストレスを上手に回避する(これにつきるのかもしれないが。。)
・骨に刺激のある運動(諸々注意が必要なお歳ごろ)

ここからが本題★
★私の考える更年期以降の女性の運動について★
多くのシニアの運動を見てきましたが、背骨の圧迫骨折をしている方が多いのには本当に驚きます。
運動による肉離れや捻挫などと違い、潰れた骨は辛い痛みだけでなく日常生活動作、運動制限、
そしてアライメントに変化を及ぼします。
いわゆる理想的な姿勢は構造的に不可能になります。
そのアライメントでバランスを取り痛みなく過ごせるようにするか?が生涯のテーマになってしまいます。

中年期以降の運動推奨は言わずもがな。
運動は続けてこそなので、好きであることが一番大切だと思いますので何が良いとは言及しません。
運動は続けることが重要ですからこそ骨密度の低下傾向にある更年期以降女性の運動時の留意点を知っておくことが重要です。
どんなエクササイズ、競技であっても大切なのは

〜★ELONGATION ★〜
❶ながーくながーく背骨を使い圧迫しないこと

骨への刺激とエロンゲーションは相反するように感じるかもしれませんが振動と圧迫とは違います。
圧迫=力が伝播せずにとどまることで圧力が上がる
振動=響いて他へ伝播する
つまりエネルギーを背骨の一部に留めず伝えることが大事!

心のエロンゲーション
どんなエクササイズであれ、上達、目標を過度に設定しないこと。
前屈や開脚などわかりやすい目標は指導者のもとで取り組まないと背骨を圧迫し危険なケースが多いです。
目標は到達可能な小さいものに設定し、
大目標は遥か遠くに気なが〜〜に設定しましょ。心もエロンゲーション!

私の今!
年齢を重ねたからといっても実際には心はそんなに丸くはなれない〜w〜。
無謀なことにコンテンポラリーダンスなんか始めちゃったんですけど。。
これがまあ面白いったりゃありゃしない!
力を抜いたり支えたりどういう経路でエネルギーを伝えっるのかの先人のアイデアに満ちているのです。
短期目標は上手にゴロンと転がれるようになる!
なが〜いなが〜い大目標は下手でも一生踊ること。

では次回はもう少し具体的に日常でできる骨強化方法を書こうと思います。
皆様、良い1日を〜。

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