話題の骨盤底筋群をEMSで鍛える!について
アレルギーで通院している皮膚科には美容皮膚科もあります。
女性が多いその病院ではエムセラという骨盤底筋をEMS電気信号で筋収縮を強制的に行うマシーンが導入されました。
先生から声をかけていただきお試し体験してきました!
EMSは電気信号で筋収縮を強制的に行い、筋肉を発達させるというもの。
ロナウドのシックスパッドが有名ですね。
(クリスチアーノロナウドがあのシックスパッドであのすごい肉体を作り上げたわけでないのは皆がわかっているけど、、世のお父さんたちはあんな身体に憧れ強くなりたいのでしょう!!バカ売れしましたねえ。)
割れた腹筋に憧れるおじさん!と同じくらいの割合でシニア女性の困りごとの一つとして骨盤底筋の衰え、そしてそれに伴う尿失禁や子宮脱があります。それをEMSで改善を目指そうという機械です。
体験した感想
おお〜〜〜ほお〜〜〜あへえ〜〜〜〜ダイレクトに骨盤底にぐんぐんボワンボワンぎゅーーんといろんな刺激がリズムを変えながら来ます!
なるほど!へぇ〜〜
(日本語のオノマトペ、豊富でよかった!)
そして全然感想になっていない(笑)
私は長年、シニアの運動教室をやってきました。
尿失禁などは言いにくいことなので、シニア向けのクラスに限らず、年齢層が若くても女性だけのクラスでは運動指導の中に骨盤底筋トレーニングをいれています。(あえて明るく言時もありますし、言わずに参加者が感じとってもらうようにする事もあります)
指導者として考えるのは、部分にフォーカスしすぎずに原因と身体全体。
ファシアについての詳細は割愛しますが、体全体の支えあう張力、繋がりが脆弱になると内臓の重さを支えきれなくなります。掌と骨盤底も繋がっています。足底部と骨盤底も繋がっています。呼吸筋とは特に深い関わりがあります。骨盤底筋だけが臓器を下から支えているわけではない事を知っていただきたいのです。
- 臓器を支えられない原因は何?骨盤底筋だけが低下しているわけではない!
- 膀胱のキャパが小さくなってしまった原因は何?
- 常用している薬の影響は?
etc・・・
・ご高齢の場合は認知症も考慮に入ります。
いろんな角度から考えるべき事だと思っています。
私的見解!!
EMSによる骨盤底筋へのダイレクトなアプローチは
身体全体からのアプローチと
同時にやってこそ!!
EMSを体験してわかったのは、骨盤底筋が収縮して臓器が持ち上がるのはこんな感覚なんだ!!と非常に★明確★
わかりやすい!は意欲に繋がりますので大事です。
骨盤底筋群のトレーニングは今までもメディアや保健関係でも色々と紹介されています。
シニア向け体操教室でも多く行われていいます。
しかしながら毎日頑張って取り組んでも効果を感じるのには非常に時間がかかります。
そもそも収縮し臓器が持ち上げられるとどんな感覚になるの???
その感覚すらわからない状態ではトレーニング意欲が続かない方がほとんどです。
そういう意味でダイレクトに感覚で理解できるのはとても素晴らしいと思います。
文明の利器を上手に利用し部分強化と同時で身体全体の繋がりで強化していく!!
そうすると効果が早いだけでなく気がついたら身体全部が元気になってた!!
効果が上がると気持ちも明るく、外出機会が増える。興味や意欲が出てくる!
お腹が空く、低栄養が改善などなど。
一石二鳥どころか百鳥くらいになるかも。。